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社会

スペイン運転士労組SEMAF、11月17日のストを8社に呼びかけ Renfeと安全対策の履行で隔たり

SEMAFは11月5日、安全対策の実行を求めて11月17日のストを8事業者の運転士に呼びかけた。労組が構造的な改善を要求する一方、Renfeは自社が引き受けた措置は履行済みで、多くの要求は他機関の権限に属すると説明している。

01 まず何の話?

スペインの運転士労組SEMAFは2026年11月5日、11月17日のストについて、Renfe、Iryo、Ouigoなど8事業者の運転士に参加を呼びかけた。Renfeグループでは10日と12日にも争議を予定しており、安全対策を巡る要求を業界全体へ広げる動きだ。実施済みのストではなく、今後の呼びかけである。[1]

利用者への影響に備え、カタルーニャ州政府は6日、州内の近郊・地域列車で10日と12日に確保する最低運行率を案内した。ラッシュ時は通常の66%、その他は33%とする。この数字は17日の運行やスペイン全土の列車を示すものではない。[3]

02 どこで見方が分かれる?

SEMAF

5日の声明では、カルロス・クエルポ氏との初会合に進展がなかったと評価し、安全対策の構造的変更を要求した。RenfeとAdifの従業員代表による争議への参加に加え、他の鉄道事業者にも独自に呼びかけるとしている。会社単位で完了した措置だけでなく、業界全体の安全の仕組みを変えることを求める立場だ。[1]

出典1

Renfe

10月16日の声明で、2月合意のうち自社が担う措置はすべて履行したと説明した。残る要求には規制変更など自社の決定権限を越えるものがあるとし、利用者に影響するストを批判する。安全向上と労働条件改善を掲げる点は労組と共通するが、自社の履行責任と他機関の手続きを分けて評価するよう求めている。これは11月5日の会合以前の説明である。[2]

出典2

03 まだ分からないこと

確認した一次資料だけでは、要求された安全対策ごとの最新の実施状況を独立に判定できない。5日の初会合に対する労組評価を、その後の全交渉の結論とは扱わない。ストの実施・撤回、個別列車の運休、17日の最低運行率も、この資料では確定していない。

ここから話せる論点

鉄道会社と規制機関にまたがる安全対策では、会社の担当措置の完了と、業界全体で効果が出ることを、どのように区別して検証すべきだろうか。

RONTENによる整理・問いかけです。当事者の発言や結論とは分けています。

今回確認した資料

  1. SEMAF:閣僚との初会合と11月17日のスト対象拡大 ↗ / 2026年11月5日公表・同日会合
  2. Renfe:2月合意の履行状況に関する会社声明 ↗ / 2026年10月16日公表/比較のための過去資料
  3. カタルーニャ州政府:11月10日・12日の近郊・地域列車の最低運行案内 ↗ / 2026年11月6日公表/根拠命令は11月5日付

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