研究者:シカの起源を考え直す材料になる
発表資料は、これまでヨーロッパから知られていたプロケルブルス属が、同じ約1800万年前にユーラシア大陸の東側にもいた点を重視する。ミズナミジカを同属ではアジア初かつ最古の記録と位置付け、シカ科の起源をヨーロッパに限定できないことを示す成果だと説明している。[2]
その他
ふじのくに地球環境史ミュージアムは10月30日、岐阜県瑞浪市の化石を新種「ミズナミジカ」とする共同研究を紹介した。発見は2019年、論文公開は今年10月14日で、今回が化石発見の日ではない。
01 まず何の話?
ふじのくに地球環境史ミュージアムは10月30日、瑞浪市化石博物館との共同研究により、約1800万年前の骨格化石をシカ科の新種「ミズナミジカ」として報告したと発表した。短く二つに枝分かれした角を持ち、シカの初期の進化を考える手がかりになるという。[1]
化石は2019年4月28日、瑞浪市の土岐川河岸で発見された。クリーニングで頭骨や角、脚の骨など計33点が確認され、既知の種との比較からプロケルブルス属の新種と判断された。論文は2026年10月14日にオンライン出版されている。[2]
02 確認できた見方
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発表資料は、これまでヨーロッパから知られていたプロケルブルス属が、同じ約1800万年前にユーラシア大陸の東側にもいた点を重視する。ミズナミジカを同属ではアジア初かつ最古の記録と位置付け、シカ科の起源をヨーロッパに限定できないことを示す成果だと説明している。[2]
03 まだ分からないこと
シカ科が生まれた正確な時期と場所は、なお研究課題として残る。研究者は日本で遺存種として生き残った可能性も示しているが、これは確定した経緯ではない。より古い化石の発見が検証の鍵となる。[1][2]
身近な地域で見つかる化石を、長期の保存や研究を通じて世界の進化史につなげるには、どのような支えが必要だろうか。
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